１．はじめに 今年度は、さらに職員全員が学校経営に参画するという意識をしっかりと持ち、組織的かつ協働的な体制を確立し、本校の教育目標に具体的な方策で迫りたいと考える。また、より良い学校づくりには、教職員、生徒、保護者・地域との信頼関係を基盤とすることが必要不可欠であり、それ無くして教育の成果は上がらないと考える。「信頼」「連携」をキーワードに「清里中学校のよさ」を良き伝統として受け継ぎ、教育スローガン「本気で考え、行い、省み、そして感謝！」を学校全体で意識した中で、本年度の重点教育目標「自分を見つめ、しっかり未来を切り拓く清中生」に迫っていきたい。 生徒一人一人の良さを認め合い、共に知恵を出し合いながら、のびのび成長できる教育活動を展開し、信頼される学校、開かれた学校づくりの実現に努めていく。

２．教育目標（めざす生徒像） 【校訓】 自主　　友愛　　爽健 【総括目標】 試練に挑み、心豊かにたくましく未来を切り拓く生徒の育成 【具体目標】 （１）学ぶ喜びを追い求める生徒　　　　　　　（知） （２）試練に挑む強さと思いやりのある生徒　　（徳） （３）自ら健康や体力を鍛える生徒　　　　　　（体） 　　　（平成２２年２月改定）

３．今年度の教育スローガン 『本気で考え、行い、省み、そして感謝！』 　もっと子どもに寄り添い 　　　もっと子どもの気持ちを聞き 　　　　　そして、楽しい学校にしよう。 【学校づくりの３つの視点】 （１）生徒一人一人の気持ちに寄りそう学校 （２）保護者の信頼を基盤とした学校 （３）教職員が自分の成長を体感できる

４．年度の重点教育目標 『自分を見つめ、 　　　しっかり未来を切り拓く清中生』 【重点目標設定の理由】 本校の生徒は上記に示したように多くのよさをもち、全体としては学力も高く基本的な生活習慣も身についている。しかし、一人一人に目を向けると大きな課題を抱えている子どもは決して少なくない。どの子にも我々教師が気がついていない家庭や友人関係の問題もあると考える。また、将来の夢や大きな目標がしっかりともてていないため、自分の力を十分発揮できなかったり、自分の可能性に自身がもてない傾向があると考える。そのため、我々教師は、生徒指導も学習指導もチームで関わる教育、清里という大変落ち着いた地域、恵まれた環境の良さを大切にしながらも、小さな世界から大きな世界を見つめることのできる子どもを育む教育を実践していく。 将来を意識した大きな夢をもち、それを目指すために、各行事や部活動、日常の学習に対して相手の意見や思いを尊重し、知恵を出し合いながら切磋琢磨する態度を育てるために平成28年度の重点教育目標を設定した。