○清里町戸籍情報システムに係るデータ保護管理要綱

平成25年11月13日

要綱第11号

(目的)

第1条 この要綱は、清里町個人保護条例(平成12年3月17日条例第7号)及び清里町電子計算処理に係る個人情報の保護に関する規則(平成6年5月20日規則第6号)に定めるもののほか、清里町における戸籍情報システム(以下「戸籍システム」という。)に係るデータの保護及び管理について必要な事項を定め、戸籍データ保護の厳重な管理運営を確保することを目的とする。

(定義)

第2条 この要綱において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 戸籍システムとは、町民課、サーバ室に設置した戸籍専用コンピュータにより現在戸籍、除かれた戸籍、改製原戸籍、附票及び人口動態調査票等の戸籍関連事務を行うシステムをいう

(2) データとは、戸籍システムで取扱われる入出力データをいう。

(3) 端末装置とは、戸籍関連業務の運用に必要な操作機器をいう。

(4) 磁気ディスク等とは、磁気ディスク・光磁気ディスク・磁気テープその他の情報を記録する媒体をいう。

(5) ドキュメントとは、システム設計書・プログラム説明書・操作説明書その他戸籍システムに関する仕様書をいう。

(処理の基本方針)

第3条 戸籍システムによる事務処理に当たつては、戸籍事務の効率化を図るとともに、個人情報を保護するように配慮しなければならない。

(戸籍データ保護管理者の設置)

第4条 戸籍システムの適正な運用及び戸籍データ、プログラム、ドキュメント等の的確な管理を図るため、戸籍データ保護管理者(以下「保護管理者」という)を置き、町民課長をもつて充てる。

(保護管理者の職務)

第5条 保護管理者は、戸籍データの管理の状況及びこれらに関連する設備の状態について常に把握し、戸籍データが適確に管理されるよう努めなければならない。

2 保護管理者は、定期的に又は随時、磁気記録及びプログラムの異状の有無を点検しなければならない。

3 点検事務を委託して実施する場合には、戸籍情報の保全及び保護に関する適切な措置を講じなければならない。

4 保護管理者は、戸籍システムについて、火災、盗難その他の災害に備えて必要な保安措置を講じなければならない。また、事故が発生したときは、保護管理者は速やかに事故の経緯及び被害状況を調査し、戸籍管掌者に報告しなければならない。

(端末装置取扱責任者)

第6条 保護管理者は、戸籍システムの処理が可能な端末装置(以下「端末装置」という。)の適正な管理をする為、端末装置取扱責任者(以下「取扱責任者」という)を置き、町民課町民生活グループリーダーをもつて充てる。

(データ保護)

第7条 保護管理者は、データの変更、漏洩、滅失及び棄損等の防止に必要な措置を講じなければならない。

2 戸籍システムの処理が可能な端末装置は、関係者以外の者からは内容が読み取られない位置及び角度に配置しなければならない。

3 入出力されたデータは、電算処理を行う他の業務と連動して処理してはならない。また、これを他の業務に利用してはならない。

4 入出力されたデータは、施錠できる場所に保管し、不要となつた時点で、速やかに焼却、裁断等により復元できない方法によつて処分しなければならない。

5 データは、法令に定めがあるものを除き、外部に提供してはならない。

(磁気ディスク等の管理)

第8条 保護管理者は、磁気ディスク等を次の各号により適正に管理しなければならない。

(1) 施錠ができ、持ち運びができない保管用具に保管する等これらの安全を確保するとともに、その使用に関して厳重な管理をすること。

(2) 磁気ディスク等の受払い及び管理については、名称、作成期日等必要な事項を台帳に記録しておかなければならない。

(3) 磁気ディスク等を破棄するときは、記録内容を消去したうえで、焼却、裁断等の復元できない方法により処分すること。

(出力帳票の管理)

第9条 保護管理者は、戸籍システムから出力された帳票を次の各号により適正に管理しなければならない。

(1) 保管しておく必要のある出力帳票は、施錠ができ、持ち運びができない保管用具に保管する等これらの安全を確保すること。

(2) 保管しておく必要のある出力帳票は、作成期日等必要な事項を台帳に記録すること。

(3) 出力された帳票を破棄するときは、焼却、裁断等の復元できない方法により処分すること。

(ドキュメントの管理)

第10条 保護管理者は、ドキュメントを最新の状態に維持し、適正な場所に保管しなければならない。

2 取扱責任者は、ドキュメントの外部への持ち出し、複写又は廃棄のときには、保護管理者の許可を受けなければならない。

(パスワードの管理)

第11条 保護管理者は、戸籍システムの取扱職員(以下「取扱職員」という)及び当該取扱職員の業務処理範囲を定め、個別に入出力を制御するパスワードを設定し、付与しなければならない。

2 保護管理者は、パスワードの設定、更新、発行、保管等の運用方法を定め、これを厳重に管理しなければならない。

3 保護管理者は、パスワードを当該取扱職員以外の者に漏らしてはならない。

4 取扱職員は、パスワードを第1項により定められた業務の目的を超えて使用してはならない。

5 取扱職員は、自己のパスワードを他人に漏らし又は使用させてはならない。

(取扱状況の把握)

第12条 保護管理者は、取扱責任者に次の事項を報告させ、常に戸籍システムの取扱状況を把握しておかなければならない。

(1) パスワードの使用状況

(2) 端末装置の管理状況

(3) データの取扱状況

(4) 戸籍事務室の管理状況

(5) その他戸籍システムの運用に関すること

(端末装置の操作)

第13条 端末装置の操作は、取扱職員でなければ使用することができない。

2 端末装置の操作は、戸籍業務・戸籍附票業務及び戸籍関連業務に必要な場合以外に行つてはならない。また、見出データ及び戸籍に関するデータを、戸籍業務・戸籍附票業務及び戸籍関連業務に必要な場合以外に検索してはならない。

(機器及びソフト等の保管)

第14条 保護管理者は、戸籍データの適正な管理を図るため、別表のとおり戸籍システムに係わる機器及びソフト等を管理しなければならない。

(戸籍データの重要性等についての研修の実施)

第15条 戸籍データの重要性及び機密保持ならびにプライバシー保護に関する意識の高揚とシステム安全対策の推進を図るため、新任の取扱職員及び取扱職員に対して年一回以上の教育、訓練計画を策定し保護管理者の了承を得た後これを実施しなければならない。新任の取扱職員については採用後できるだけ早い時期に実施しなければならない。

附 則

この要綱は、戸籍法(昭和22年法律第224号)第118条第1項の規定による法務大臣の指定を受けた日より施行するものとする。

別表

戸籍システムに係る機器及びソフト等の保管一覧

区分

管理責任者

プライバシー保護

内容

戸籍用サーバ

保護管理者

・床にボルト止めした施錠できる戸籍専用サーバラック内に設置

・施錠できる戸籍専用サーバラックの鍵の管理

・パスワードによる起動

・サーバは電算室内に設置された、床にボルト止めした施錠できる戸籍専用サーバラック内に設置、保護管理者がその鍵を管理する。

・サーバは、保護管理者の任命した取扱職員が起動させる。

戸籍用端末装置

保護管理者

・パスワードによる起動

・システム操作ログ

・端末装置は、保護管理者の任命した取扱職員がパスワードを入力し、起動させる。

・操作ログをシステムに保存し、定期的にチェックする。

バックアップ用媒体

保護管理者

・施錠のできる保管庫

・バックアップ媒体はサーバとは別の施錠できる保管庫で管理する。

「戸籍総合システムブックレス」のプログラム

保護管理者

・複写及び変更不能のプログラム保護

・アプリケーションプログラムを複写変更させない為の保安措置をソフト的に講じる。

清里町戸籍情報システムに係るデータ保護管理要綱

平成25年11月13日 要綱第11号

(平成26年8月2日施行)